コンパクトなスリット分光器です。スリット幅は50μm、スリット長 3mm。

標準のグレーティングは、リチャードソン社のブレーズド・グレーティング33001FL01-270R (300本/mm,ブレーズ 波長 500nm) ですが、オプションで他のグレーティングにも変更できます。

ジェネシアが得意とする、横倍率 1.0倍の屈折型リトロー配置をとっており、高い回折効率と低い 迷光レベルを実現しています。 単色回折像の RMS スポット径は、400nm-800nm の全波長域において 10μm以下です。 また、スリット像の曲がりは反射型の分光器と比較すると圧倒的に小さく、通常の用途であれば無視できるレベルです。 スリット面は45°に傾斜したミラーでもあり、分光対象を正確にフレーミングできます。

望遠鏡と組み合わせて天体分光イメージャとして活用する使い方や、顕微鏡に取り付けて、顕微分光撮像システムを構築したり、 さらにはカメラレンズと組み合わせて、ズーミング・ハイパースペクトログラフとして利用するなど利用範囲は無限大です。

重量	800g (CCDカメラを除く)
効率	20～30% (望遠鏡の効率含む)
スリット幅	50μm
横倍率	1.0
線分散	21.8μm/nm
グレーティング	リチャードソン・グレーティング　33001FL01-270R　300本/mm ブレーズ波長 : 500nm
光学性能	波長400～800nmの任意の単色波長において、RMSスポットサイズ10.0μm以下
オプション	各種高分散グレーティング
価格	お問い合わせ下さい

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