アイデア提案型の光学システム開発企業 株式会社ジェネシアアイデア提案型の光学システム開発企業 株式会社ジェネシア

ホーム > 業務実績 > 超広角/大口径光学系

業務実績

超広角/大口径光学系

超広角カメラ

神戸大学と東京大学のチームを中心に開発された「黄道光観測用超広角カメラ」です。

口径比F2.8をもつこの光学系の視野は対角で100度にもおよびますが、 ビネッティングは全くありません (開口率 100%)。 レンズエレメントのサイズと形状、 それにレンズ鏡筒の設計においては、迷光の発生を 最少限に抑えるための、様々な工夫を凝らしてあります。 また、レンズの内部には メカニカルシャッタ および 交換可能なフィルタユニットが内蔵されています。

このシステムの撮像対象である"黄道光"とは、太陽系内の塵粒子による太陽光の 散乱光であると考えられています。 黄道光のうち、地球を挟んで太陽と真反対の方向に出現するものを、特に「対日照」と いいます。 観測チームは、本カメラを使用し、世界で初めて可視光での対日照の 微細構造を捉えることに成功しました。

ジェネシアはカメラレンズユニットの設計・製作を担当しました。

超広角カメラ

画像提供:宇宙科学研究所 石黒正晃様、東京大学 上野宗孝様

ページトップへ ▲

商標・著作権 Copyright(C)1996-2015. Genesia Corporation.